ザ・ラルー青島

ザ・ラルー青島の建築美学

ザ・ラルー青島は、世界的に有名な建築家ケリー・ヒル (Kerry Hill) 氏がその設計を担いました。ザ・ラルー日月潭で築かれた、ザ・ラルー独特の「ミニマリズム」と「禅」をコンセプトとした建築スタイルとなっています。ケリー・ヒル氏は、オーストラリア人でありながら東洋美学の天人合一の思想を熟知した人物です。ザ・ラルー青島の美しさをじっくり味わっていると、「原木・花崗石・ガラス・金属」といった4種類の落ち着く素材を用いて、あたかも自然景観の中から「生まれ」出たかのような建築物がつくり出されていることに気が付くことでしょう。このような建物は歳月を経るにつれて古びていくことがなく、歳月が流れるにつれてその価値がますます明らかになっていきます。

秩序と変化

ここで最も強く感じるのは、秩序です。私たちは建築デザインを通して知らず知らずのうちに感化され、これまで持っていた習慣が穏やかに変えられていきます。そして自分の理性を保つための、生活における一種の理想に気が付くのです。ゆっくりとお茶を飲んだり、読書をしたり、ぼうっとしたりしながら、何からも急かされることなく、目まぐるしい日常から離れたゆったりと満ち足りた時間を過ごすことができます。
ザ・ラルー青島のデザインは、決して人を飽きさせません。巨大なデザインは、見る状況や視線が異なれば、たとえ同じ場所に座って見たとしても、受け取るものはいつも違ってきます。各スペースはとても入り組んだ配置になっており、なかなか場所を覚えることができないが故に、飽きることもありません。四季ごとに移り変わる美しい景観を加え、まるで玉手箱のようのザ・ラルーは次はいったいどんなサプライズを見せてくれるのか、誰にも予想できません。